神奈川県鎌倉市の建築塗装店 各種塗装工事 ハナワ塗装
そもそも塗料とは・・・
建築塗装で用いる塗料についての由来と歴史についてを簡単に説明
そもそも塗料とはどのようなものでしょうか?
絵の具で絵画を描いたり書道で墨を使ったりしたことは誰にでもあると思います。しかし絵の具や墨汁は着色は可能でも塗料にはなりません。被塗装物への保護機能が備わっていないのです。このようなものに印刷用のインキなどもあります。
塗料は建築物・車輌・家具・工作品等、その他のあらゆる対象物に塗布することで塗膜によって被覆(コーティング)したり、有効成分を浸透させ保護・美観の維持を目的とするために使用する液状の材料です。
塗料には樹脂や溶剤のほか乾燥性に寄与する成分や塗膜を造る過程に働く成分、刷毛塗りなど作業性を良くするための成分などが複雑に調合されて出来ています。主に塗料中の樹脂分は乾燥後塗膜となって被覆材として機能し、顔料などの着色成分は見た目への意匠性にも貢献します。また防腐・防虫成分を持つものは木材の腐食を防ぐ目的に用いられます。
歴史的に初期の塗料は自然界に自生する木の樹皮から油脂・蝋とともに分泌、採取される不揮発性の成分などを加熱したりアルコールや油脂に溶かすなどの方法をもって比較的単純に加工したものが用いられ、着色のための成分には鉱物や土などを原料とするものを顔料として加えていました。日本の塗料で代表的なものには漆があります。
こうしてできたものは現在、天然樹脂塗料として分類されていて中には昆虫から採取した成分を原料とするものもあります。木材表面に樹脂塗膜を形成させないで防腐成分を浸透させる方法に古くは柿渋やコールタール、クレオソートなどが用いられてきました。植物性乾性油などを浸透させる工法はオイルフィニッシュ仕上げとして現在も内装家具に採用されています。天然樹脂塗料は塗布後の乾燥に時間が掛かり過ぎたり、塗膜の劣化・変色・退色が早いなど耐侯性の面で問題のあるものが多く、現代の水準では長期に渡る塗装後の美観の維持には適さないとされます。
一般に用いられる建築塗料に要求される点は、作業者にとって「扱い易さ・塗り易さ・乾き易さ」といった作業性と、本来の役割である塗装後の機能の優れた製品がコスト面で安定した価格で供給されなくてはなりません。現在では石油化学製品を応用・主体とした合成樹脂塗料が塗料の大半を占めています。化学技術の進歩・発展によって天然樹脂塗料よりも優れた様々な種類の塗料が供給されており、塗装が行われる部位の構成素材の多様化への対応も可能となってきました。一方で天然樹脂塗料も再び着目されつつあります。石油化学製品を主体にした塗料にはない独特の風合いと人体や環境へ与える影響が少ないなどの点で注目され自然系塗料の名称で普及しています。
塗料の機能は進化し続けており、昨今では各社から低汚染・高耐侯・自己洗浄機能・自己再生機能・抗菌性という付加価値を追求した製品が続々と開発されています。
建築塗料の分類について解説のしたページへ
建築塗料について
本ページおよび当サイト内掲載写真および文章の著作権は、
神奈川県鎌倉市の建築塗装店 各種塗装工事 ハナワ塗装に帰属します。無断転載・転用を禁止します